2012.7.8 第7回「琵琶湖でバスフィッシングを楽しもう会」優勝チームの声
夢のような2日間
片岡・恒川ペア 恒川
私はおおのさんのホームページ担当ということもあり、第2回から楽しもう会に関わらせて頂いています。第4回までは撮影担当として(参加者の皆さんを見送ってから)桟橋でギルを釣っていましたが、船舶免許を取った第5回から、相方を誘い、ボートを借りて参加させて頂くようになりました。
相方はこの会のために東京から名古屋に来てくれますが、お互い仕事があり年に数回しかロッドを振れず、もちろん琵琶湖は全く分からないため、毎年大会前に黒須さんのガイドを受けて勉強させてもらっていました。それでも本番になると琵琶湖は厳しく、ウェイインする参加者の皆さんの魚を見て、いいなぁ〜と思いながらカメラ隊として写真を撮っていました。
<土曜日・楽しもう会前日>
今年は相方と予定が付かず、会の前日に黒須さんにガイドをお願いすることになりました。釣り自体が久しぶりで出船まで我慢できず、レークマリーナの駐艇場の横の水路のパラ葦際?にビッグエスケープツイン(5gテキサス)のピッチングを始めたところラインが走り出し、47cmが釣れてしまいました。やってしまった、もうこれで運を使い果たしたと思ってしまい、出船後にディープクランクを投げ、ビッグエスケープツインの5gテキサスを投げましたが、黒須さんと相方だけが釣っていき、私は乗せらなかったりバラシたりで置いて行かれていました。
昼休みを挟み、黒須さんから原因がワームフックにあるんじゃないかと指摘を受けてフックを替え、同時に気分転換にワームをスタッガーワイドの4インチに替え、その分ロッドを70Hから67Mに替えてウィードに引っ掛け易くしました。すると私のバイトも乗せられるようになり、自己新の62.5cmをはじめとして信じられないくらいデカい魚を釣らせて頂きました。この頃サイズや重量の感覚がよく分からなくなっていました。
※この日の写真は 黒須さんのブログ に掲載して頂きました。
帰着後黒須さんにお礼を言い、相方とは「もう明日はとことん楽しもう!」と話しながら、ワームを補充し、宿泊先でラインを巻き直すなど準備をしました。
<日曜日・楽しもう会当日>
「昨日いい釣りしたんだって?期待してるから!」などとスタッフの皆さんからプレッシャーを掛けられながらスタート。
前日のエリアに入ると、この日はギルを追ってボイルがあったり、水面までギルが浮いていました。
前日同様西〜南西の風が強く、周りのボートはどんどん流されていきますが、私達の釣りはステイが中心になるため、風上に向かって弱くエレキをかけ、できるだけ流されないようにしながら釣りをしました。ワンキャストに5分ほどかけ、ゆっくりとウィードに引っ掛けて外して止めてを繰り返していくと、相方に45cm位の魚がヒット。私がバラシたり乗せミスをしたりしましたが、スタッガーワイド4とビッグエスケープツインとを替えながら二人で釣っていき、50cm前半くらいの魚が2本捕れるなど、10時ころにウェイインした魚が揃ってしまいました。一番下の魚だけ重さをはかり、だいたい合計で6kgくらいだろうと見積もっていたので、毎年の記録からお立ち台には届かないだろうと思っていました。
その後風向きが北風に変わってから反応が途絶えたため、ディープクランクを巻きに行きましたが全く釣れず、そのままウェイインとなりました。
検量では6,800gもあり、また相方の釣った最大魚が60cm(2,600gくらい)で前日更新した55cmの自己記録を大幅に更新していて、びっくり。えらいことになってしまった、もう二度と出ないウェイトだねと相方と話していると、結果は優勝とのことで、更に言葉を失ってしまいました。
解散となった後、クランクが巻きたい!ということで、烏丸沖でボート際に腰掛けて足を水に付け、風に流されながらのんびりシャロークランクを巻ました。そこで相方が40cmくらいのバスを釣ったので、帰着としました。釣り漬けで、夢のような2日間になりました。
帰着後、事故らないよう恐る恐る帰りました。今のところ反動の不幸は起きていませんが、いつ来るかと思うとドキドキです。
縁と運でこのような結果となり、複雑な心境です。腕を磨いていつかまたお立ち台に立てたらと考えていますが、そんな日は来るのでしょうか…。
兎にも角にも、次回以降も参加させて頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。ありがとうございました。
(2012.7.29掲載)
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