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O r i g i n a l N y l o n L i n e


 この糸は、販売用のラインスプールに糸を巻き取る時に、テンションをかけずに、ゆるく巻き取っています。このため、糸がつぶれず円芯が確保されていますので糸本来の性能が発揮されるだけでなく、糸よれも起こしにくくなります。

 この糸の原糸は、主にハリス用に使用されており、ハリがあり硬いのが特徴です。まずこれに円芯作業を行い、次いで染色加工(モスグリーン)をします。更にこれに柔軟加工を行います。これでリールへのなじみが良くなります。そしてこのとき同時にフッ素系のコーティング剤を用いて表面加工を行います。これにより糸のすべりの良さ、対磨耗性の向上が図られます。

 なお2005年9月よりラインのソフト加工の程度、コーティング材料を改良したため、ライン強度等の表示を以下の表の通りとします。

カラー号柄直径強度(直線強度)600m巻1000m巻
モスグリーン

0.60.140mm3.1 lbs(1.4kg)\3,580-廃版
0.80.159mm4.5 lbs(2.0kg)
10.178mm5.7 lbs(2.6kg)
1.20.194mm6.5 lbs(2.9kg)
1.50.221mm8.2 lbs(3.7kg)
20.250mm10.4 lbs(4.7kg)
2.50.280mm13.0 lbs(5.8kg)
30.302mm15.1 lbs(6.8kg)
3.50.328mm17.0 lbs(7.6kg)
40.352mm18.2 lbs(8.2kg)
50.398mm24.5 lbs(11.0kg)\3,950-廃版

<使用上の注意>
 ラインをリールに巻くときは、スプールのなかでラインが食い込んだり、バックラッシュしたりしないように気をつけて巻き取ってください。また、ラインスプールの中央を強く押さえて巻いたり、ラインスプールを高速回転させて巻いたりしないで下さい。トラブルの原因となります。


※日本釣り用品工業会は
 1.日本釣り用品工業会の定めるナイロンラインの太さの標準規格は、下表の数値を標準直径とする。
 2.ナイロンラインの許容範囲は、上限、下限の直径が、前後の号柄の標準直径を追い越さないものとする。
   ただし、実直径は、限りなく標準直径に近付けることとする。
 3.強度等に関しては、各企業の裁量に委ねる。

 としています。ここに日本釣り工業会が定めるゲージとおおのオリジナルラインのデータを記します。


工業会の定める数値おおのオリジナルライン
号柄標準直径許容される太さ直径直線強度結節強度
0.60.128mm〜0.147mm0.140mm3.075lbs/1.384kg2.893lbs/1.302kg
0.80.148mm〜0.164mm0.159mm4.473lbs/2.013kg3.542lbs/1.594kg
10.165mm〜0.184mm0.178mm5.691lbs/2.561kg4.628lbs/2.083kg
1.20.185mm〜0.204mm0.194mm6.511lbs/2.930kg5.548lbs/2.497kg
1.50.205mm〜0.234mm0.221mm8.208lbs/3.694kg7.313lbs/3.291kg
20.235mm〜0.259mm0.250mm10.433lbs/4.695kg9.322lbs/4.195kg
2.50.260mm〜0.284mm0.280mm12.984lbs/5.843kg11.655lbs/5.245kg
30.285mm〜0.309mm0.302mm15.111lbs/6.800kg12.680lbs/5.706kg
3.50.310mm〜0.329mm0.328mm16.986lbs/7.644kg14.153lbs/6.369kg
40.330mm〜0.369mm0.352mm18.164lbs/8.174kg15.940lbs/7.173kg
50.370mm〜0.404mm0.398mm24.520lbs/11.034kg19.717lbs/8.873kg


(2005.10.16掲載)